MakerDAOのMKRをホールドしていれば「億れる」理由(釣りタイトル)

こんにちは。地元のNPOが飼っているヤギに会いに行くのが日課になっている泣きのミクスです。

タイトルは釣りでも、MKRには魅力がある

今日はMKRをホールドしていれば、「億りびと」になれる理由を説明するので、皆さんバンバン買ってください。

というのは、冗談ですが、MakerDAOのホワイトペーパーに書かれている通りなら、割と底堅いトークンではないかということを説明するので、ご興味がある方はどうぞ。

MakerDAOとは?

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MakerDAOというプロジェクトはかなり壮大ですべてを説明するのは大変です。

こちらにわかりやすくこのプロジェクトの大枠が説明されているブログがあるので、MakerDAOについて知りたい方はこちらをご覧ください。

MakerDAOを一言で言うと、「真の非中央集権的な仕組みで価値安定通貨(StableCoin)の実現を目指す」と言えるでしょう。

これが実現すれば、仮想通貨が私たちの日常生活にぐっと入り込んでくる可能性が見えてきます。

MKRが底堅いと思う理由

担保資産が暴落しない限り、MKRの供給量は徐々に減っていく

Makerで発行されるDAIは基本的に1USD=1DAIにソフトにペッグされるのですが、それとは別にMKRというトークンがあります。

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このMKRには2つの役割があります。

まず、第一にホルダーがMaker内の意思決定の際に投票できる「ガバナンストークン」としての役割。

もう一つは、またDAIを償還して担保を手元に戻す際、手数料を支払うために使う「ユーティリティトークン」としての役割です。

特にユーティリティトークンとしてのMKRがここでは大事です。

DAIの発行者はETHやDGXで差し入れた担保を償還する際に、手数料を払わなければならないのですが、これはMKRでしか払えません。

しかも、支払いに使われたMKRはその後burnされます。

ですので、市場に出回っているMKRの供給量は徐々に減少していきます。
供給量が減れば、MKRの価値は高まります。

ということで、担保資産の暴落がなく、Makerが安定的に運営されている限りはMKRの価値は徐々に上昇していくことが予想されます。

もちろん、ETHが暴落したときは、先のブログに書かれているとおり、担保価値が毀損しMKRが緊急に増発されるので、MKRの価値は希釈されます。

そういうことがないように、MakerではDGXなどを担保として採用することで担保資産そのもののボラティリティを抑えるなどの取り組みをしています。

MKRの価格

MKRはbiboxやOasisDEXなどで購入できます。

2/4のbiboxでのチャートはこのようになっています。

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今のところ、イナゴタワーも形成されていないし悪くない形ですね。

ちなみに、MakerDAOは、Polychain Capitalという主にブロックチェーンのスタートアップを育てるベンチャーキャピタルから投資を受けています。

ホルダーとしてはMKRが注目されることを期待

正直、今思ったのは、Makerは仕組みが難しいし、ステーブルコインというテーマそのものがそれほど目立たないので、なかなか投資しづらい面があるかもしれません。

それならば、もっと「すげえ技術」で目を惹くプロジェクトに投資する方が手っ取り早くリターンを得られるのかもって思ってしまいます。

でも、今回のテザー疑惑で透明性の高いステーブルコインが求められていることが明らかになりました。

もし、これからMakerが安定して運営されてDAIがステーブルコインの第一人者になり、「その価値安定が真に非中央集権的に実現しているわ、すげえわ爆買いしよ」となったときにMKRトークンが注目されて値上がりする可能性は十分に考えられます。

この「中央銀行の非中央集権化」という壮大な野望の成功をホルダーは心より願っております。

MakerDAO関連リンク

ホーム: https://makerdao.com/

ホワイトペーパー: https://makerdao.com/whitepaper

DAI Explorer: https://dai.makerdao.com/

開発者用ドキュメント: https://developer.makerdao.com/dai/1/

アービトラージbot: https://github.com/makerdao/arbitrage-keeper